ホーム > 市民レポーターの目 > いつまでも心と身体を健康に〜プレシャスライフ倶楽部〜
<プレシャスライフ倶楽部とは>

プレシャスライフ倶楽部は、シニア世代の「健康と生きがいづくり」をテーマに活動を展開する団体です。シニア世代の方々の介護予防や自立した生活のために健康体操をメインに活動を行っています。

また、活動のなかで参加者同士が知り合い、地域の人とのつながりが広がっていくことを目指しています。



<団体発足の経緯>

プレシャスライフ倶楽部は、柏市に暮らす人たちの健康づくりに貢献したいという想いから生まれました。そこには、高齢者の孤立や生きがいに対する問題意識、「いつまでも元気に輝いてほしい」、という願いも込められています。

主に、つぎのような人たちへの支援を志して作られた事業です。

ひとつは、運動をしたいけれど、なかなか気軽に運動できる場がない方たちです。スポーツクラブは、経済的な負担の大きさや敷居の高さなどの理由があって、通えない・通いたくないという方たちがいます。そのような方たちへ運動をする機会と場所を提供したいと考えました。

もうひとつは、体力が落ちてきていて介護が必要になりそうな方たちです。介護の予防や介護レベルの軽減、進行の保留を目指し、運動内容は全身運動というより、日常生活に近い動作にアレンジされています。
これら2つの層の方たちの健康づくりへ向けて、プレシャスライフ倶楽部の活動は始まりました。



<粋・活き生活体操>

粋・活き生活体操とは、プレシャスライフ倶楽部の活動の中心となる体操教室で、会員制(体験・見学は常時)になります。

現在は基本的に、柏市沼南公民館で水曜日と金曜日合わせて、月に3〜4回実施されます。

ほとんどの動作が、椅子に座ったままでできるストレッチや軽い筋力運動です。体操の内容や負荷の大きさは、上記の2つの層の方々のような参加者に合わせて異なったものとなります。体操内容によって、ボールやマットなども使用します。

私は、柏市沼南公民館にて体験教室に参加させていただきました。講師を務めるのは、水泳のインストラクター経験を持つ副代表の川邉麻未さんです。今回の取材にあたって、川邉さんにはインタビューにも応えていただきました。

体操は、穏やかな音楽が流れるなかで、川邉さんの指導のもと、ゆっくりとかつテンポ良く進行していきます。深呼吸に始まり、首まわり、肩まわり、手首足首、体幹、足裏に至るまでしっかりと体操を行います。ひとつひとつの動作に対して、わかりやすく丁寧に効果や注意点を説明してくれるので、運動をしながら自分の身体への意識が深まっていくのを感じました。

「ひじの先に鉛筆が付いていて円を描くように……」「手のひらにお盆を乗せていると思って脇をしめて……」と、イメージしやすい説明が印象的でした。

途中に休憩を入れつつ90分間の体操で、身体は芯からぽかぽかに。参加者の方たちはリラックスしていて、私も気が付けば夢中になって楽しく体操に参加していました。



<楽しいことが大事>

活動において大事なのは、「楽しむこと」と語る川邉さん。
「健康づくりは、単に体操するだけでなくその時間を楽しむことが大事です。楽しければ自然と活動内容が身に付きます。そして、楽しむことが生きがいづくりへとつながります。健康とは、心と身体の両方が元気であることなのです」。

そんな楽しめる活動のために、「自分たちが成長すること」「参加者の視点に立った活動をすること」を心掛けているそうです。川邉さんは「参加者が口コミで友達を連れてきたり、生活が良くなったという声を聞くのが嬉しい」と笑顔でした。




<健康のトータル・コーディネート>

プレシャスライフ倶楽部の活動は、粋・活き体操教室だけではありません。360度、多方面から健康を考えて、手当てコミュニケーションや口腔ケア講座も実施しています。

手当てコミュニケーションは、教育動作法という専門的な指導を行う菱沼昇一先生を講師として招き、施術・指導を行います。身体と心に働きかけ、歪みを取り、正しい動かし方を取り戻すことを目的としています。

口腔ケア講座は、おいしく食べ物を食べられることが、健康にとって大事であるため実施されています。





<今後の目標と課題>

今後は、折り紙や花のクラフト、音楽などの活動も計画しています。色々な刺激を受けることは、心にも非常に良い充実感をもたらします。バリエーション豊かな活動を目指したいとのことです。

さらに、実施できる会場を増やすことも目標です。今まで、会場となる公民館の確保に苦労してきているため、町内会レベルで自分たちから働きかけていきたいとのことです。その他には、会場に通いづらい方の自宅への訪問も計画しています。

課題は、広報活動です。ビジョンをもっと明確に持って、メンバーと協力して積極的に広報活動を行っていくことが課題です。



<補助金の用途>

補助金は、主に、運営備品(体操教室関係やその他イベントの用具)、講師料、広報関連( ホームページ制作、パンフレット、チラシ、ポスター等)に使っています。



<レポーターから>

プレシャスライフ倶楽部には、アットホームな雰囲気、専門的な言葉は使わないわかりやすい説明、参加者同士のつながりなど楽しめる環境があります。気軽に、まずは体験や見学から参加されてみてはいかがでしょうか。そこから、小さな発見や人とのつながりがあるかもしれません。

(平成23年9月 市民活動レポーター 矢萩 久史)


●プレシャスライフ倶楽部
 代表:北川 邦彦
 連絡先:070-5559-7079(川邉)
 
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