7月の定例会議にて

2020年7月26日

　今年度2度目の定例会議にて、会員のご近所の方の相談を受けました。お庭のレモンの木の、「花が咲いても実が付かない」、「異常な葉」についてのお悩みでした。土壌pHとEC(電気伝導度）を調べてみると、土壌pHが高いことと、肥料分が少ないことが分かりました。また、葉の異常は、害虫によるものでした。左画像が診断結果です。

　ご依頼者のレモンの葉。表皮と葉脈を残し、裏側だけが食べられていました。

　私、高野の自宅の八朔の葉を食べていた「カラタチノミハムシ」（2020年6月撮影）。葉の裏側の柔らかいところを食べ、固い表皮や葉脈を食べ残しています。依頼者のレモンの葉の被害状況と一致します。

　定例会議の様子です。今後の活動内容について、様々な意見交換をしました。