いきいきひと声会 令和元年6月例会(AEDについて)活動報告
公開日:2019年06月16日 最終更新日:2022年03月31日
タイトル |
いきいきひと声会 令和元年6月例会(AEDについて)活動報告
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詳細
例会テーマ;AEDについて学ぼう(役員担当)
講師;柏東部消防署の消防官 菅原、垣崎担当署員
場所;パレット柏多目的スペースA
日時;令和元年6月6日(木)9:30~11:30
参加者;15名(男性8名、女性7名)
資料;柏市消防局作成の『勇気をだして応急手当』4ッ折り・両面カラー印刷
人体模型とAEDで使い方を学び、いざと云う時に役立てよう。
柏市の現状;
今日現在消防車は12台配置されている。通報を受けてから、平均で現地到着時間は9分間所要。昨年度は、緊急出動は2万回を超えた。
救急車を呼んだ時、サイレンが聞こえてきたら、手を振るなどして車の誘導を行う。
怪我人を発見した場合、声を上げて人手を集め、手当をするのに安全な場所で、救急車を呼ぶ事と、AEDを探して持参を依頼する。
意識不明者の呼吸の有無を10秒間観察確認し、肩をやさしく叩き声掛け(モシモシ、どうしましたか?)を行う。患者が呼吸をしていない場合には、『胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う必要があるが、場所は乳首の間、両手を重ね、5㎝沈みこむ様に、分当たり100~120回のピッチで30回行い、人工呼吸(額を押し、顎を上げ花をつまみ息を吹き込むが、その際に胸の動く状態を見ながら2回行う』を救急車の到着迄行う。
AEDが到着したら、先ず電源を入れ、衣類を取り去り、心臓を挟む位置にパットを貼り、AEDの音声指示の通り、処理を止め、通電時には離れる等をを自己呼吸が確認されるまで行う。仮に出血している場合には、血には触れない様注意する。
入れ替わり立ち代わり心臓マッサージと人工呼吸を体験し、良い勉強をした。
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ペースメーカーを埋め込んでいる場合は、その位置を避けてパットを貼る。 |
子どもの場合には、胸と背中にハパットを貼る。 |
AEDは年々改良されているので、先ず『電源』を入れて、その指示に従うと良い。 |
電池パックの維持管理はなされているので、イザの時にも適正な状態に管理されている。 |
『呼吸』の意味を理解し、心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行うことにより、患者のその後の障害が防げるので、術者を数多く手配したいものだ。 |
二人の消防官の熱のこもった指導により、多くの会員が、心臓マッサージと人工呼吸を体験できた。
AEDでの処理が必要な現場に出会ったら、今日の体験を生かしてみたいと思った。 |