柏市文化財保存活用地域計画シンポジウムに参加 2022年8月21日(日)
公開日:2022年08月24日 最終更新日:2022年08月25日
2022年8月21日(日)、柏市教育委員会主催の「柏市文化財保存活用地域計画シンポジウム」が、アミュゼ柏(プラザ)で開催されました。
柏市では、市内の歴史文化に関わる資源を総合的・一元的に保存・活用することにより、「地域の魅力や特性を活かし、人が集う活力あふれるまち」になることを目指し、同計画の作成をおこなっています。
それに伴い、文化財を活用する活動をおこなっている団体等の紹介や交流などを目的として、今回のシンポジウムが開催され、ちゃーりんぐ柏も参加しました。
開場前の様子。13団体の活動パネル等が左右の壁面に展示されました。
ちゃーりんぐ柏のコーナーでは、パネルや写真、動画とともに活動内容をご紹介しました。
千葉大学名誉教授・赤坂信先生の基調講演。
「風景は地面にくっついている」「自分の子どものようによい部分をのばす」といったお言葉が印象に残りました。
柏市教育委員会生涯学習部文化課の江藤隆博氏より「柏市文化財保存活用地域計画」の説明。
同課がおこなったヒアリングにより、多くの団体・関係者が後世に残したいものとして、指定・登録された文化財ではなく、手賀沼や里山風景などを挙げたというお話は興味深かったです。
逆井囃子保存会による記念公演の逆井囃子。
同地区にある富士浅間神社で、正月2日と7月10日五穀豊穣、家内安全を願って例祭がおこなわれる際に奉納されます。
団体活動発表で登壇された代表の方が、コロナ禍で祝宴がなくなったのに伴い、出演の機会がほとんどなくなってしまったとお話になったことに胸が痛みました。
団体活動発表では13の団体が登壇しました。ちゃーりんぐ柏は代表・石井が登壇。
歴史観光スポットへのアクセスの悪さを解決するために自転車を利用していること、次世代への歴史の継承のために動画やSNSを活用することなど、弊会の活動をご紹介いたしました。
柏市教育委員会 生涯学習部 文化課さま、このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。