第6回定例ちゃーりんぐ「新旧水戸街道コース」2022年12月25日(日)
公開日:2022年12月28日 最終更新日:2022年12月28日
12月25日(日)午前中、第6回定例ちゃーりんぐ「新旧水戸街道コース」を実施しました。
このコースは、柏駅と南柏駅の間の、旧水戸街道と新水戸街道(国道6号線)を走り、街道沿いにある歴史スポットをめぐるというものです。
この辺りは、江戸時代の野馬土手、明治以降の開墾の歴史のネタの宝庫。
また、かしわ七福神のうち弁財天・恵比寿天・福禄寿の3柱をめぐることができ、9つのユニークな神社にも立ち寄ることができるという、盛りだくさんなコースです。
9:00柏駅東口(オールグッドガーデン)集合。5人の参加メンバーで「ちゃーりんぐ」のポーズ。
①幸町弁財天
(写真左)柏駅から一番近い「かしわ七福神」です。
(写真右)電灯が設置されていたので、メンバーの一人がその夜にも訪れてみました。
②諏訪神社
(写真左)江戸前期に、水戸街道の整備とともに、小金宿と我孫子宿の間に「柏村」という小さな集落が成立しました。この神社はその時期の創建ではないかといわれています。
(写真中)見所は百庚申。境内をぐるりと囲んでいます。
(写真右)本日は鳥の生態に詳しい20代のメンバーも参加。フェンス越しに見えるフクロウ(写真中央上部)を発見!
③柏神社
(写真左)境内には茅の輪が設置されていました。
(写真中)宝永期(18世紀初頭)のステキな庚申塔がありました。
(写真右)境内のあちこちにあるハートマークを探すと恋愛運アップという噂も…!?
④神明神社
(写真左)明治初期に、幕府直轄の牧場だった小金牧と佐倉牧のうち、4番目の開墾地「豊四季」に入植した人々の心のよりどころとして創建。
(写真右)祭神は天照大神。当時の豊四季村は、柏駅から南柏駅、現在の豊四季駅周辺にまでおよびます。
⑤豊受稲荷本宮
(写真左)昭和40年(1965年)創建した、全国でも珍しい神仏習合の神社。
(写真中)「豊受稲荷」は「ゆたかいなり」と読みます。
(写真右)「かしわ七福神」の福禄寿尊。幸福・俸禄(金運)・長寿の神様です。
⑥別雷神社稲荷神社
(写真左)茨城県つくば市の「別雷(わけいかずち)神社」と愛知県豊川市の「豊川稲荷」の写しを勧請して、明治3年(1870年)に創建。
(写真中)別雷大神は雷を支配制御する神様です。
(写真右)社殿の龍の彫刻が見事なので、ぜひご覧になってください!
⑦八坂神社
(写真左)八坂神社は、疫病退散・無病息災のご利益があるといわれています。
(写真右)水戸街道には道しるべとして街道に千本の松が植えられていました。この付近は最後まで松並木が見られたそうです。
⑧稲荷神社
(写真左)享保11年(1726年)に、徳川吉宗が小金原で大規模な御鹿狩(おししがり)をおこなった際、この神社が創建されたそうです。茅葺屋根の社殿がオシャレ!
(写真中)社殿の右脇に噂の弁天様が…。
(写真右)弁天様は殿方とご一緒ですので、そっとご覧ください!
⑨野馬土手
(写真左)柏と流山の境にある「南柏特別緑地保全地区・松ヶ丘特別緑地保存地区」の野馬土手。「豊四季むらを知る会」の方々が中心となって、毎月1回、清掃活動をおこない、美観が保たれています。
(写真中)野馬土手脇の「豊四季第一緑地」には、開墾の歴史を伝える看板が設置されたばかり。
(写真右)鳥の生態に詳しい20代のメンバーが、シジュウカラやムクドリの鳴き声や姿を教えてくれました。
⑩旭町香取神社
(写真左)明治22年(1889年)に、「豊四季」を開墾した入植者の鎭守として、現在の東葛飾高等学校の敷地に建設。大正14年(1925年)にこの地に移築されました。
(写真中)境内には、大鳥神社も合祀されていて、毎年11月の酉の日開催される「酉の市」はたくさんの人が集まって賑わいます。
(写真右)「かしわ七福神」の恵比寿天。商売繁盛の神様です。
⑪カフェカルディーでのランチ
名物「白いカレー」とセットのサラダ、デザート、香り高いブラジルコーヒーでお腹いっぱい!
ランチ時間を含め、約3時間半、11キロの自転車旅。
街なかのクリスマス・デコレーションを眺めながら、9つの神社をめぐり、柏の近現代史に触れることができました。
初詣にも、デートコースにもおススメです!
次回定例ちゃーりんぐは、この時期に実施しても快適なコースを検討中。
冬場でも楽しく自転車歴史旅ができるコースをご存じの方、ぜひ私たちにご提案ください!