市民活動サポートコーナー
                             

【H19補助金団体】福祉サービスかしわ市民の会(その1)

          外出困難者と社会をつなぐ移送サービス
           〜福祉サービスかしわ市民の会〜

 バス、電車などの公共交通機関や自家用車。私達は、外出したいと思ったとき、これらの交通機関を使って気軽に出かけることができます。けれども、もし、歩行が困難になったり、介添えがなければ外出できないようになったらどうでしょう。毎回タクシーを使いますか?
 健常な人が運転技術と車を持ち寄って移送サービスを実施する「福祉サービスかしわ市民の会」理事長 大橋基夫さんをはじめ、メンバーの皆さんからお話を伺いました。

=セダン等の自家用車でも移送サービスが可能に=

 移送サービスは、正式には「福祉有償運送」といいます。タクシー等に乗車拒否をされることが多かった障がい者や要介護者の移動を保証するために、平成16年3月から、道路運送法の特例措置としてNPO法人や社会福祉法人が移送サービスを提供できるようになったものです。当時は、使用できる車両はリフト付き等の福祉車両に限られ、セダン等の自家用車を利用するには特区認定を受けることが必要でしたが、平成18年10月の法改正により、全国でセダン等での移送サービスが可能となりました。実施にあたっては、自治体に運営協議会を設けることや、運送の対象が要介護者・要支援者・障がい者等に限られるなど様々な制約がありますが、移送サービスは全国でも広がりつつあるようです。

 このような流れの中、平成18年4月に「福祉サービスかしわ市民の会」が設立されました。外出困難な利用者と、運転を通じて誰かの役に立ちたいという運転協力者がともに会員となり、会員相互の事業として、移送サービスを中心とした支援を行うものです。
 会員は、入会金2000円、年会費1000円を負担し、3000点分の福祉サービス券を受け取ります。利用にあたっては、初乗り(2kmまで)300点、その後1kmごとに100点加算された点数を会に支払います。運転協力者は、自家用車を用いて利用者を送迎し、会からガソリン代程度の謝礼を受け取っています。

 現在の会員は約50人。利用件数は、設立当初は月30件ほどでしたが、9ヶ月めくらいから延び始め、現在は月100件ほどあります。初年度の通算利用件数は400件。2年目である今年度は、1000件突破を目指しているとのことです。

(その2に続く)

 
   

補助金応募時の事業活動説明会(プレゼンテーション)での説明の様子
会員みんなで利用券作成の作業
成果報告会の様子

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