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ボランティアネットワーク作りへの挑戦〜柏市南部地域ふるさと協議会〜


< 協議会設立経緯 >

 本協議会は、昭和54年5月に「柏市南部近隣センター運営委員会」として設立し、平成21年4月、現在の名称に変更されました。設立当時の運営委員会は、当時の第4代柏市長 鈴木眞氏の政策「ふるさとづくり」に呼応して出来ました。
 
当時から柏市民の多くは東京で働く人達が多くその子供達への「ふるさとづくり」は、非常に重要な政策課題であったと思われます。以降30年組織統合等がありましたが地道な活動を続け、1年前10部・2専門職制として極めて充実した現在の「協議会」が発足しました。


<「南部子どもまつり」の開催>
 この子どもまつりは、元来柏市の生涯学習事業の一環として「地域の子供達に多様な生活の場をもうけ、健やかな成長を促進する事」を目的とし、市の行事として開催されていましたが 生涯学習事業が市の事業仕分けにより廃止されることになりました。

 南部地域の人達は「子どもまつり」を絶やしたくないとの強い思いから協議会推薦のコニュニティ委員や生涯学習講座受講者の人達が中心に立ち上がり昨年も「子どもまつり」は開催されました。

 今年7月28日の「南部子どもまつり」は協議会が主催者となり、春以降何度も児童から大人まで幅広いボランティアの方々の参加を得て準備した結果大成功に終わりました。

 主な催し物は、ゲームとしてベーゴマ、輪投げ、ゴキブリ叩き、お手玉、魔法の積み木「カプラ」によるナイアガラの滝創り、お昼は、つるつる流しそうめん(地域の皆様の寄付により無料) 午後は南部公園さくら広場で、盲導犬交流会・白杖体験歩行、石に絵を描いて遊ぶストーンアートなど、更に、東日本大震災チャリティバザー(皆様のご好意で7770円集まり既に全額、東日本大震災復興を支援する柏市民の会を通して被災地に送付済み)図書館リサイクル本の配布等、非常に多岐にわたり遊び・体験・社会教育が組み込まれたものでした。

 当日は猛暑にも拘らず来場者は子供から年配者まで330人、運営に携わったボランティアは麗澤大、県立柏陵高校、逆井中、南部中、獨協埼玉中、土南部小等から41名、他に成人47名 総勢88名に上りました。

 学校の先生から「これからもよろしくお願いします」との声が寄せられ、実体験をする場の重要性が認識されました。


今回の「南部子どもまつり」の成果は、

(1)学校のボランテイア教育を補完し育てていく一助として、一石を投じた事
(2)事業目的であるボランティアの育成とネットワーク創りに一歩踏み出した事
(3)ボランティアに参加した子供から大人まで、それぞれの持ち味で「祭りの来場者に楽しんでいただき、自分たちも楽しみ、祭りを運営する」喜びを実感した事である

と幹部役員の皆様は総括していました。

 一方来年度に向けて、バザーの実施場所など催し物の方法、本年は補助金により通信印刷費、子どもまつり講師謝礼金、地域巡回広報車の賃借料等が賄われましたが来年度の資金手当て、そしてボランティア活動に集まった人々の輪をどのように広げ人材の確保・育成を図るか等の課題が浮き彫りになりました。


< ボランティアネットワーク作りへの挑戦 >

 ボランティア活動は「自主的に参加する人の善意」に支えられています。その活動の成否は、如何に新たな活動の担い手を子供から熟年層まで幅広く得ることが出来るかにかかっています。

 その意味で「協議会」は「南部子どもまつり」の成功体験の熱が冷めない内にお祭りに参加したボランティア88名を中心に330名の来場者、更に新たな人材発掘・育成を目指して「地域情報共有会」次に「地域活動学習会・ボランティア啓発セミナー」更に「他地域との交流勉強会」を冬に向けて企画しています。これら下期の活動の成果がどの程度出てくるか大変楽しみです。

 少子高齢化社会は確実に進行し、行政の掛け声や評論家の唱える一般論だけでは済まない時期に差し掛かっています。「柏市南部地域ふるさと協議会」による地道な「ボランティアネットワーク作り」の成果が着実に上がってくることを期待し見守っていきたいと思います。

 お話を聞かせて頂いた会長、両副会長、ボランテイアネット部長,更に柏市地域づくりコーディネーターの高野山さん, 江幡さん、そして秋谷南部近隣センター所長の決意と真剣な眼差しに触れこの試みは必ず実を結ぶことを確信しました。

 市民の皆さん、半歩前へ! 先ずは情報共有会、学習会、セミナーに参加してみましょう。

(平成24年10月 柏市民活動レポーター 堀田博司)

■柏市南部地域ふるさと協議会
 代表者:沓澤 勇夫会長
 連絡先:090-8113-0657(馬場高志副会長)
 
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