2014年12月18日習志野市立第二中学校 「この子たちを忘れない」より 公演
公開日:2015年01月16日 最終更新日:2022年03月31日
タイトル |
2014年12月18日習志野市立第二中学校 「この子たちを忘れない」より 公演
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詳細
12月18日 習志野市立第二中学校の平和集会に今年も招かれ、全学年877名が集まった体育館で公演を行いました。
今回は原爆投下までの歴史的背景の語りや、現在の核保有状況のスライドなども入れ、新たな手記で構成した『この子たちを忘れない』を朗読しました。
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この朗読劇は、広島平和記念式典で小学生が読み上げた「平和への誓い」から始まります。
「広島に育ち、原爆の体験を聞き、平和の大切さを知った自分たちに何ができるか、共に考えていきましょう」という力強い小学6年生の誓いの言葉です。
この「誓い」を当日8人の生徒に朗読してもらいました。 |
17歳の時広島で被爆した石田明さんの詩も読みました。
石田さんは、爆心地から730mの電車の中で被爆し奇跡的に助かった方です。原爆の惨禍を訴え、生きることの大切さを若者たちに伝えるため活躍された方でした。
石田さんの詩からは「生きる」ことの素晴らしさが伝わってきます。今の中学生たちに、どんなつらい状況の中でも生きていく大切さを考えてほしいと思います
公演終了後、「生徒たちが集中して一生懸命聞いていた。教科書ではわからない被爆者の気持ちが伝わってきた。とても良い機会になりました」と先生方が感想を言ってくださいました。 |