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朗読劇「この子たちを忘れない」2016 -1945 ヒロシマ・ナガサキー

公開日:2016年11月12日 最終更新日:2022年03月31日

タイトル 朗読劇「この子たちを忘れない」2016              -1945 ヒロシマ・ナガサキー

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 2016年8月21日、花野井にある旧吉田家主屋の土間を舞台にして、2回公演を行いました。

 冷房のない会場ですが、部屋の中を涼しい風が吹き抜けて行きます。

 今私たちが伝えたいことは何かを話し合い、今年のテーマは「親子の情愛」に。
 多くの出版物や資料を当たり、テーマを伝えるのにふさわしい手記や詩を選び出し、台本を構成しました。

 それぞれの手記や詩に込められた想い、嘆き、叫び、そして未来への願いと希望を伝えていこうと練習を重ね、音響・スライド・照明の入った朗読劇公演を行いました。

 8月3日から21日まで、新蔵ギャラリーにて原爆資料を3週間展示しました。

・5月オバマ大統領広島訪問の記事
・8月6日の広島の新聞(中国新聞社)
・吉田勝二さんの被爆体験の紙芝居
・戦争当時の柏市内の様子や市民の暮らしを収めたパネル(柏市教育委員会文化課/フォトアーカイブス柏の協力)
・原爆パネルや平和に関する絵本・被爆の記録集

 千葉日報、朝日新聞、ジェーコムのテレビなどで取り上げられました。

来場者のアンケートより

・じぶんにはあしたがあるのに、せんそうのじだいの子どもはあしたが
なくてかわいそう。(小学3年生)

 ・戦争をなくす様にとの思い、私も強く感じました。涙が止まりません。多くの若い人達にこの舞台を見ていただけたらと思います。

・戦争の悲惨さを想像しながら、平和であることの尊さを実感しました。ことばで伝え、想像することの重大さを意識させられました。

・朗読する方の迫真の言葉が胸にせまりました。これから子供を育てていく世代として、戦争について考えて伝えていかなければならないと思いました。 

・ただただ涙が出ました。子供たちの未来の為にも戦争はぜったいにしないでほしいです。

・吉田邸の民家の舞台も趣きがあり、舞台が始まってすぐひきこまれました。それぞれの朗読で、しだいにわがことのように感じられ、特に母親の怒りの言葉に涙してしまいました。

 ・柏の資料の展示、良かったです。 

 長い歴史を刻む吉田家の佇まいが持つ力にも助けられ、また多くのボランティアの方に支えられ、私たちは約140名の方に思いを伝えることができました。

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