朗読劇「この子たちを忘れない」2021 ー1945 ヒロシマ・ナガサキ 原爆の記憶ー
公開日:2021年08月06日 最終更新日:2023年06月08日
タイトル | 朗読劇「この子たちを忘れない」2021 ー1945 ヒロシマ・ナガサキ 原爆の記憶ー |
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詳細
第22回 自主公演 |
チラシ裏面 |
【第1部】朗読劇 「夏服の少女たち」 |
ナレーションは「広島県立広島第一高等女学校1年6組の少女たちの、これは小さな記録、あなたへの重い手紙です。」と観客に語りかけます。 |
「昭和20年4月6日、森脇瑤子の日記」とナレーションによって少女たちの日記を開かれます。 |
少女たちは第一県女の生徒として誇らしく胸を輝かせながら学校であったことを日記に綴ります。 |
白いセーラーの夏服作りに心を弾ませていた少女たちですが、先生からセーラー服を禁止され、ヘチマ襟の黒っぽい地味な色にするよう言われがっかり・・・。 |
「でも先生は、戦争が終わったら一番おしゃれで自分にあう制服をつくりましょうね、とおっしゃってくださったね」 |
空襲の間、防空壕の中で身を寄せ合って将来の夢を語り合う少女たち。 |
あの日、一年生223名は学徒動員で市内の建物の取り壊し作業をしていました。そこは、爆心地からほんの800mしか離れていなかったのです。 |
「真っ青な、雲ひとつない空でした」 |
「顔を空に向けると何かキラキラ光るものが見えたの。落下傘と一緒にフワリ・・・フワリ・・・」 |
「手を空の方へあげて思わずつかみたくなって・・・宝石のようで本当にきれいでした。私たちへのプレゼントかしら・・・」 |
昭和20年8月6日午前8時15分17秒、広島に原爆が投下。少女たちは一瞬のうちに焼きつくされされました。完成して間もない夏服とともに・・・。 |
最後に平和とは何か、今を生きる子供たちが語りかけます。 |
「戦争は人間の仕業です。戦争は人間の命を奪います。戦争は死そのものです。広島・長崎を考える事は平和に対しての責任をとる事です。」 |
吉田徳子校長先生も第一部・第二部に出演し、表情豊かな演技と心に響く朗読を観客に届けました。 |
【第2部】朗読劇 「この子たちを忘れない2021」 |
【第3部】「平和の願いを歌に」 |
1曲目「ダブル」 |
2曲目「8月6日」 |