平成21年度協働事業提案制度選考会
詳細
協働事業提案制度は,市民公益活動団体と市とで協働(同一の公益的な目的のために互いに役割分担して共に取り組むこと)で実施するものについて,市民公益活動団体の独創性のある,斬新な提案をもとに,互いに調整協議をしながら実施に向けて進めていくものです。
平成21年度は次の2件の提案があり,7月15日に協働事業として進めるべきか否かについて評価する選考会が開催されました。
<提案団体及び事業>
①特定非営利活動法人 権利擁護あさひ(がん患者などの中間緩和ケアハウス)
②特定非営利活動法人 情緒教育研究所 柏支部(不登校・引きこもりへの解決と予防対策講座・個別相談)
当日は関係者を含めて31名の出席がありました。
①特定非営利活動法人 権利擁護あさひ
提案事業である中間緩和ケアハウスは主にがん患者を対象とした宿泊所で,共に生活することでピアカウンセリングを行うというものでした。
全国的にも稀有なもので,提案事業に対する提案団体の熱い思いが感じられました。
②特定非営利活動法人 情緒教育研究所柏支部
提案事業である不登校・引きこもりへの解決と予防対策講座は,EQ(心の知能指数)という比較的,新しい手法(概念)を用いて,主に親(保護者)を対象にきめ細かく行うというものでした。
既に関連団体等を含めて講座やセミナーを開催し,著作も刊行する等,実績も多くありました。
選考委員会による評価の結果,2つの提案とも,協働事業としての相乗効果が見出すことができない等の理由で,残念ながら調整協議へ進むことができませんでした。
しかしながら,2つの提案とも事業そのものは,社会的ニーズの極めて高い事業であり,今後も事業関係課と協力して実施していって欲しいと選考委員会からコメントがありました。
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