柏市民公益活動情報サイト かしわん、ぽっ?活動報告社会教育2012年11月7日 富勢小学校公演

2012年11月7日 富勢小学校公演

公開日:2013年01月29日 最終更新日:2022年03月31日
登録元:「柏・麦わらぼうしの会
タイトル
2012年11月7日 富勢小学校公演

詳細

2012年11月7日 富勢小学校公演

【対象】6年生 4クラス(139名)

本番では児童6名と先生が共演しました。
写真はリハーサルの様子です。

リハーサルの様子。
いつもどおりの朝の風景から原爆が投下されるまでの人々の様子を、児童たちと先生、会のメンバーが息を合わせて読みつないでいきます。


特にB29が近づいて、原爆を投下する場面は緊迫感と同時に「なんだろう?」と空を見上げる子どもたちの様子を児童たちが表情豊かに演技してくれました。


舞台の設置・撤去は全て会のメンバーが手際よく行います。
チームワークが光る一コマです。


   *児童の感想*
戦争は怖いということを改めて感じることができました。本当にあった話とはとても思えないような話ばかりで、とても悲しく思いました。戦争はぜったいにあってはいけないようなことだなと今までより強く思うことができました。
お母さんやお兄ちゃんが目の前で焼かれてしまったら、とても悲しい思いになったと思います。原子爆弾がとても強い力を持っていることを北柏(住んでいるところ)でたとえてくれたので、よりわかりましたが、学校までもが無くなってしまったらいやだと思いました。
原爆症はとても怖いものだなと思いました。いつ死んでしまうかわからないからです。
麦わらぼうしの会のみなさんも朗読が上手だったので、その世界にひきこまれました。

   *児童の感想*
一番心に残っているのは、原爆についてのお話で、その場に自分や家族がいたらと考えました。
そうしたらきっと作文を書いた小学生や中学生と同じ気持ちになっていたと思います。
そして私が死んだとしても家族がきっと悲しむと思います。
お話を聞いて思った事が二つあります。
一つ目「戦争をして喜ぶ人はいない。必ずだれかが悲しい気持ちになってしまう。」
二つ目「家族を大切にしよう!」このようなことを考えることができました。
今度祖父に会った時は少し戦争について話をしてみようかなと思いました。

   *児童の感想*
私はまず、囲さんのお話や姿を見てあんなにい力の強かった原爆で奇跡的に一命をとりとめられた方もいるのかとびっくりした。原爆によって亡くなった方が大勢いて、その方たちのいぞくの皆さんの思いが伝わりました。実際に体験された方のお話や本当の写真、作文を見ていると、そのくやしい思い「戦争はあってはならない」という思いが伝わってきて胸にひびきました。麦わらぼうしの会のような人たちがいてくれるからこそ戦争のことがもっとよくわかり考えを深められるなと思いました。

   *児童の感想*
朗読を聞いていて、富勢小の児童や麦わらぼうしの会の方々の話し方にとても感情が入っていて、その当時の無残な写真を見ると現実が信じられなくなりました。私は戦争や原爆にあまり興味をもっておらずどれだけ恐ろしいか考えたことがありませんでした。今日の朗読を聞いて、当時の人々の思いがどれだけ悲しくてつらかったかよくわかりました。被爆した人々の気持ちを忘れずに生活していきたいです。

   *児童の感想*
ぼくは長崎に原爆が投下された日の八月九日がたんじょう日で、そのことはわりと最近まで知らなかったので、社会の教科書でこのことを知った時はびっくりしました。そして今日の戦争体験者の話では、改めて戦争はくりかえしてはいけないものだと思いました。

   *児童の感想*
今日話を聞いて「もし、これが私の身の周りに起きていたら…」「もし、これが私の事だったら…」など色々な想像をふくらませ、その時の様子を思い浮かべていました。
けれど、こうして私は思い浮かべてイメージするだけですが、実際にあのぼう大な原子爆弾の熱線をあびた人たちがいるんだ、という現実を思うとつらくなってきます。
話をしてくださった囲さんは自分で「奇跡的に生き残った…」と言っていましたが、自分が生き残っていても、家族の多くが亡くなってしまっては悲しいと思います。

   *児童の感想*
戦争というのは本当にたくさんの人が亡くなり、誰もが深い悲しみに包まれます。
原爆もその戦いに使われる兵器です。いっしゅんでなにもかも消えます。
爆発の時に生きのびてもその後がとてもつらいそうです。原爆症という病気になったり爆風や熱線で体がボロボロになるそうです。
僕はこう思います。日本に原爆は落とされました。その爆発などでたくさんの人々が亡くなった。このような事をもっと伝え、この戦争はもう二度と起きてはならないものだと改めて思いました。

   *児童の感想*
朗読を聞いて最初に思ったのは、戦争はどれだけ怖いか。大人だけでなく子どもにまで被害があったのかよくわかった。
私たちは今戦争の勉強をしていて、戦争の数々が出てくると「怖っ」とか「うわっ」って思うけど、実際体験している人にしか分からないくらい戦争はものすごく「こわい」ものと知った。
それと、こうして私たちに話を聞かせて頂いているが、戦争の時を思い出したり感じたりして、「悲しくならないのかな?」「申し訳ないな。」と少し思った。
でも、笑顔で私たちに話してくれた麦わらぼうしの会の方々に、本当にありがたい気持ちを伝えたいです。

   *児童の感想*
戦争の怖さを改めて知った。原爆で亡くなった人たちの中で、遺体も見つからない人もいただろうし、その家族たちは、一生忘れる事も深い傷をいやす事もできないから、後悔していることがたくさんあると思う。私は、自分や友達、家族を大切にしようと思った。
今まで思っていたよりもはるかに高い悲しみがあったことがわかった。
今日のことをこれからの勉強に活かしていきたい。戦争について、もっとくわしく知りたいと思った。

この情報は、「柏・麦わらぼうしの会」により登録されました。

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