2017年度学校訪問事業 酒井根東小学校
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2017年7月11日 6年生 3クラス 87名
朗読劇「あの日」公演
読み手/5名 照明音響スタッフ/7名
30度を超える暑い日でしたので、窓を開け、明るい中での公演となりました。しかし、子どもたちは集中して聞き、公演後は次々と手を上げ、20人の子どもたちが感想を言ってくれました。
公演前の打ち合わせで、主任の先生は、以前逆井小学校で私たちの公演を見たことがあり、今年は是非この公演を子どもたちに聴かせたいと話されました。
子どもたちの感想より
・戦争は自分の家族を失ってしまう。未来にはやってはいけないと思った。
・いろんな人が死んで、今でもいじめとかあるから、なくして、平和にしていきたい。
・この話を家族に伝えて、8月6日は黙とうしたいと思った。
・亡くなった人も、悲しんだ人も多い。次の世代に伝えていきたい。
・今は平和な時代、8月6日はそういう日なんだと思って、生きていきたい。
・お母さんのおなかの子も亡くなった。忘れてはいけない。
・原子爆弾はやめてほしい。
・今は幸せな世の中で、大人になったらこのことを伝えて、悲しい思いをした人のことを伝えていきたい。
主任の先生より子どもたちへ
日本人として、8月6日と9日は忘れてはいけない日です。
校長先生のお話(校長室にて)
大学の時、被爆2世の友人に会いに長崎へ行きました。3日間原爆資料館に行き、どんなことが起こったのか知り、物事を見直すときとなりました。
きょうは11,12歳の子どもたちの感性に響く公演でした。過去の問題ではなく、今のこととして受け止め、子どもたちにとって考えるよい機会となりました。心の動く感動がありました。
子どもたちが自分で考え、判断していく力をつける教育を目指していますが、地域の方の協力「チーム学校」が必要で、大切に考えています。
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