柏市民公益活動情報サイト かしわん、ぽっ?活動報告社会教育2019年度学校訪問事業 酒井根小学校

2019年度学校訪問事業 酒井根小学校

公開日:2021年06月10日 最終更新日:2022年03月31日
登録元:「柏・麦わらぼうしの会
タイトル
2019年度学校訪問事業 酒井根小学校

詳細

◇2019年11月27日(水)5校時
◇6年生3学級 112名
◇朗読劇「あの日」を公演

頂いた感想文集に先生方からのお手紙も添えられていました。

「柏・麦わらぼうしの会のみなさまへ」

 木々の色づきに秋の深まりを感じる季節になりました。
 先日は私達の小学校でのご公演、ありがとうございました。
 朗読劇や体験の朗読を通して、戦争体験のない子供たちの心に響くものがたくさんあったと思います。「戦争の恐ろしさや平和の尊さ」「自分たちが考え、伝えていくべきこと」などについて、ここの児童が自分なりに考える機会をいただけたことを深く感謝する次第です。私たちも児童と一緒に多くの学びができました。
 児童が小学校で学ぶのはあと4ヶ月余りですが、みなさまの公演で学んだことや感じたことを忘れずに、人生を平和で豊かに過ごしてくれることを信じております。
 最後に、この素晴らしい活動と貴会のますますのご発展をお祈り申し上げます。
 ありがとうございました。

令和元年12月
柏市立酒井根小学校 6学年担任一同

以下子どもたちの感想文より抜粋です。

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自分よりも小さなこども達が学校に行けずに働かされたり、親とはなれてくらしたりしていることにショックを受けました。家族と会えないまま亡くなってしまう子どもがいたこと、まだ生まれてきていない赤ちゃんでも原爆が原因で、何年か後になくなってしまうこと、、、想像すると本当に心がしめつけられます。

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私は、最後の「過去は変えることは出来ないけれど、未来は変えることができる」ということに感動しました。(同様内容他に5人有り)

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今まで広島に原爆が落とされた8月6日、長崎に原爆が落とされた8月9日に、私はもくとうをしていませんでした。でも今回の戦争のお話を聞いてちゃんと黙とうをしていきたいと思いました。

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前まで知らなかった原爆のおそろしさやこわさが分かりました。ぼくは戦争は二度と起こしてはいけないなと思いました。最後の平和をちかうシーンがとても感激しました。
本当にこの願いがかなって欲しいと思います。

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戦争中、ただでさえ食料がない中、毎日きらいでも食べるという生活に対して、今おいしいごはんを食べてこうやってかわいい洋服を着て生活ができるだけですごい幸せなことなんだなと考えました。

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一番心に残ったのは、家族が死んで、自分だけ生き残った子の話です。私がその子の立場だったら(どうして自分だけ生き残ったのだろう)とずっと泣きながら思っていたと思います。でも頑張って明日を生きたのはすごいと思いました。

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僕が一番心に残っていることは、運動場で何人もの人が死んでいて、その死体がやかれているのを悲しい気持ちで見たという場面です。その後その主人公が、その学校で楽しく遊んでいる子供たちがその運動場をふんでいるのを見ると腹が立つという思いに、ぼくも共感しました。

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麦わらぼうしの会の方の朗読は、「広島や長崎の原爆の話を聞いてほしいな」という気持ちが伝わってきました。

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ぼくは生徒1をやりました。けど、最初は思っていたのとはちがくて、出来るかどうか心配だったんですけど、みなさんの言葉に背中を押されました。終わった後、やって良かったなと感じました。

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ぼくは本などで戦争の事は少し知っていたけれど、ひがいにあわれた方の実際の日記やその時の気持ちを聞いて、今のぼくたちの世界では考えられない戦争のみにくさや悲しさ、いかりがあると思った。

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ぼくのひいおじいちゃんはとっこう隊でなくなりました。出る前はどんな気持ちだったのかと考えるだけでこわくなります。

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豆ごはんがきらいだった男の子は朝にいつも通り、母に「行ってきます」と言ってそのまま帰ってこなかったというのは、木ノ葉花とても悲しかったんだろうなと思いました。ぼくは学校に行くまで何があるかわからないので、いつもハイタッチを母としています。

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改めて、原爆の恐ろしさを知りました。ぼくはこの話を一生わすれずに、将来の自分の子にこの話を伝えていきたいなと思いました。このようなことは今後起こってはいけないと考えました。

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すごく心に残っているのは、「一瞬」という言葉です。

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ぼくのひいおばさんは、実際原爆を人の一人です。広島なのでなかなかいけませんが、改めて核兵器のおそろしさは今でも忘れてはいけないと思います。原爆ドームは核兵器の恐ろしさを教えてくれます。

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「平和が一番。今いる人たちで平和を作っていく」ということがすごく心に残りました。
これからはその心を忘れずに生きていきたいと思います。
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朗読が分かりやすかったです。朗読がしてもらっていると、広島に落ちた原爆の被害にあった方々の気持ちが良く伝わってきました。
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この情報は、「柏・麦わらぼうしの会」により登録されました。

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