柏市民公益活動情報サイト かしわん、ぽっ?活動報告社会教育2020年度学校訪問事業 酒井根小学校

2020年度学校訪問事業 酒井根小学校

公開日:2021年06月10日 最終更新日:2022年03月31日
登録元:「柏・麦わらぼうしの会
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2020年度学校訪問事業 酒井根小学校

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2021年1月20日に予定されていた公演は、コロナウイルス感染者急増により、中止になりました。そこで、先生とご相談して、柏市平和都市宣言30周年に柏市が作成した私たちの朗読劇公演のDVDを見ていただくことにしました。そのDVDを見て、児童のみなさんからの感想文が届きました。

以下児童の感想文より抜粋です。

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印象に残っている場所は、母親とけんかして学校に行ってもう子どもに会えない母親がかわいそうだった。

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戦争は悲劇を生むものだということがすごくよくわかりました。私たちもこんな悲しいこと、苦しい思いをするだけのことをくり返してはいけないと改めて深く思いました。これから私はこんなことを二度とくり返さないためにがんばっていこうと思います。

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原爆のおそろしさを改めて知り、「こんなことはぜったいにあってはいけない」と深く思いました。今のぼく達は経験出来ずこうした話を聞く事しかできませんが、それを伝えることはできます。ぼくたちが戦争を経験した人と会える最後の世代だと言われているので、このきちょうな話をしっかり頭に入れ、次の世代へとつないでいきたいと思いました。

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学校に普通に行けることをもっと楽しんで過ごしていきたいです。

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自分がこうなっていたらと考えるとすごく恐く、そんな思いはしたくない。いろんな人が「お母さん」とさけんでいるところを思い浮かべたら怖かった。自分が一人でいるのがどんなに怖いかを考えた。

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今でも世界に原子ばくだんを持っている国があるし、今でも苦しんでいる人々がいるから、この世界にばくだんやきけんな物がないように、私たちのくらしがもっと良くなって、世界が良くなることを願いたいです。

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私たちと同じくらいの年の人たちが原子ばくだんで、幸せをみれないまま亡くなってとてもかわいそうでした。やっぱり戦争は悪い事しかなく、良い事は一つもないと思いました。

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このDVDで一番印象に残ったのは、原爆で帰らぬ人となった男の子。その子のお母さんの「もう一度帰ってきてほしい」というような言葉の時、私は泣いてしまいました。

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原子爆弾が落ちて、人の体を校庭にならべられている所から、家について、母が「今日はつかれたでしょ。もうねなさい」みたいな言葉を言って、子が「だいじょうぶ。ぼくは川でいっぱいねたから」と言ってやせがまんして、次の日に亡くなったというのが頭にやきついてはなれません。

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自分がひ害を受けていなくても誰にもこんな苦しみを味わってほしくないと思いました。でも、その苦しみを麦わらぼうしの会の皆様みたいに伝えられるようになりたいです。

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ひふがとけてしまうほど原爆の温度が高くてとても驚きました。

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改めて[平和]のありがたみを感じました。原子爆弾でたくさんの被害にあっているけど、今では発展した国になっていてすごいと思いました。

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今までは「戦争って怖そう」「原爆ってそんなにやばいのかなあ」などと、戦争を軽く見ていました。が、今回のDVDを見て「戦争の怖さ」を改めてしることができました。そして今までの「自分には関係ねえや」という気持ちを、「日本の大事な記録」という気持ちに変えることができました。

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戦争は絶対にやってはだめだと、心に思いました。ぼくも大人になったら原爆の恐ろしさを伝えていこうと思いました。

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吉田さんの「平和の原点は人間の心をもつこと」という言葉が心に残りました。

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戦争で大きなけがを負った方たちは、他の人から嫌な目で見られて、普通に生活できなくて、本当に可哀そうだなと思いました。最近はコロナウイルスが流行して「コロナ差別」という言葉も出てきました。その言葉は戦争の頃と似ているなと感じました。これからは差別もなくし、戦争の恐ろしさを心の中において生きていきたいと思います。

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悲しいお話ではありましたが、戦争とじっくりと向かい会えた気がします。

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私は「戦争」という出来事は自分とあまり関わりがないからどうでもいいと思っていました。ですが、「悲しい過去を変えることはできない。しかしその過去から学べば平和にできる」というフレーズを聞いて、自分達が主役の時代が来た時、戦争という出来事を一人でも多くの人に伝えていき、平和をたもっていくバネにしていきたいです。

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わざわざこんなにも悲しい事を言葉にして伝えてくださり、ありがとうございます。

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意見の出し合いや少数派をつぶさないことは大切し、だめなことが分かりましたので、現代にもたいせつなことは生かしていきたいと思いました。

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今回はコロナの関係でビデオ放送だったけど、すごく感じるものがありました。今の人生がどれだけ幸せかが良く分かりました。

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私の誕生日は広島の原爆(8月6日)が誕生日です。だから誕生日の日のテレビのニュースには広島のことが写っています。だから少し怖かったけど、今回の朗読を聞いて原爆のことが少しわかりました。

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今度広島に行く機会があったら「広島平和記念展」や「原爆ドーム」へ行って、戦争について考えたいです。

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お母さんを呼ぶ子供の声、子供を呼ぶお母さんの声、どれほどつらかっただろ
うか。それでも必死に生きて、今こうして私たちがその状況を知ることが出来ています。この残酷な事件を私は絶対に後世に伝えていきます。

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今の日本があるのは、昔の人が日本を守ってくれたおかげだと思います。

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戦争の被害が想像以上にひどくて、大変なことを経験した人がたくさんいたと思うと、心が苦しくなりました。そして、大やけどをして痛い思いをしてでもがんばって生きていた人がいると知って、とても勇気づけられました。戦争で亡くなった人の分まで頑張って生きようと思いました。

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