市民大学講座まなび屋 『源氏物語(18)』第45帖~第47帖
公開日:2023年06月12日 最終更新日:2023年06月14日
登録元:「特定非営利活動法人パートナーとうかつ」
2023年6月度「まなび屋講座」 『源氏物語(18) 第47帖 橋姫,第48帖 椎本、第47帖 総角』
実施日:6月8日(木) 10:00~12:00 パレット柏多目的スペースA
♦講師:元千葉県生涯学習大学講師 上鈴木春枝氏
♦参加者:27人、
♦講座状況・講座概要:
*教室の定員いっぱいの受講をいただきました。講座内容は以下の通り
*第45帖「橋姫」:薫(源氏の子、実は柏木と女三宮との間に出来た子)は、八の宮の姫君・大君を見初める。あるとき、老いた女房・弁から、薫の出生の秘密を聞かされる。
*第46帖「椎本(しいがもと)」:匂宮(源氏の異母兄・朱雀帝の孫、今上帝の第3皇子)は薫と共に宇治のハの宮邸を訪れれ、八の宮の中の君(大君の妹)に夢中になる。そんな中、行く末を薫に託して八の宮は亡くなった。薫は、大君に恋心を訴えるが大君は取り合わなかった。
*第47帖「総角(あげまき)」:八の宮の一周忌が近い頃、薫は宇治を訪れ、法要の経の総角飾り糸に寄せて、
「あげまきに長き契りを結びこめおなじ所によりもあはなむ」と大君への思いを強く伝えたが、頑なに拒まれた。
一方、匂宮はようやく思いを遂げたが、父・今上帝や母后明石の中宮が反対し、夕霧の六の君との縁談を進めた。
これを聞いた大君は心労のあまり病に伏し、やがて亡くなった。薫は深い悲嘆に沈んだ。
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