いきいきひと声会 平成30年2月例会 の報告
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平成30年2月は、「防災について」学びました。
テーマ;防災について(災害が起こった際の社会福祉協議会の役割)
講師;柏市社会福祉協議会 滝澤孝悦氏、春原祥平氏
日時;平成30年2月26日(月) 13時~
参加者;会員10名、体験参加者2名 計12名
配布資料;柏市社会福祉協議会発行(介護予防ミニコミ紙 2017.4号、12月号他)
講師達が所属している組織、担当事業、業務内容(介護予防事業、認知症予防、災害が発生した時にボランティアセンター開設、災害の実情把握)についての説明。
滝澤氏が平成27年に発生した「常総市災害(鬼怒川氾濫現場)」へボランティア兼社協の立場で手伝いをした際の実態を写真付きで説明してくれた。
災害発生;9/10、~9/14までの間は人命救助(自衛隊など)、9/14ボランティアセンター開設、「援助を求めている人」 と 「奉仕する人」 とのマッチングにより派遣先が決まり、6人でチームを組む。
派遣先は、水位が2メーター程迄上がったところであった。家屋の壁、塀の汚れをデッキブラシで汚れ落とし、床下に溜まった土砂は、家具搬出後に床板を剥がした後に泥の撤去をするが、床を支える材木を完全に空気に触れさせる迄行う様に指示された(腐敗防止のため)
仕事は他に、被災者の話を聴く「傾聴」、復旧作業状況等のパソコン入力等。
被災者は「情報の孤立」を訴えていたが、対処法として、地元行政のメール受信設定と友人に依頼して調べてもらう方法が有効との事。
安否確認の視点からは、町会、近所同士の助け合いが大切。
『自助(3日間を目途)、共助(町会、ふるさと協議会)、公助(行政、自衛隊」)の意味を理解する。
『避難場所と避難所』の理解 等日常から学んで置く必要がある。
配布された『いきいきマキコム』の特別製本版は、内容密度が濃く、日常生活での留意点も書かれているため、折に触れて再読すると良いと思う。
認知症予防のためコグニサイズを体験したが、「頭と身体」を同時に使用する事により予防できるとの研究がなされているので日常で実践していきたい。
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