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「柏フレイル予防プロジェクト2025推進委員会」で活動報告してきました

公開日:2023年02月10日 最終更新日:2023年02月10日
登録元:「HCAクラブ

2月9日に「柏フレイル予防プロジェクト2025推進委員会」が開催され、その中で、当クラブが取り組んでいる『フレイル予防に向けた活動状況』を報告してきましたのでご紹介します。

※「柏フレイル予防プロジェクト2025」とは?

柏市が、2016年に活動開始したプロジェクトで、団塊の世代が75歳を迎える2025年までに、集中的かつ計画的に市民の健康づくり活動を支援するため、「フレイル(虚弱)」という概念を新たに取り入れ、市民、関係団体、学識経験者、市による「推進委員会」を設置・運営しながら、健康作り事業の効果的な連動と地域を基盤とした市民主体の活動を推進することを目的に取り組んでいるもので、当クラブはそれを実践している市民活動の1団体として認定され、今般の推進委員会で活動報告する機会を設けさせていただいた次第です。

1.HCAクラブの体操教室光景の動画放映

最初に、柏市福祉政策課様が「フレイル予防啓発作業部会」をご報告する中で、活動事例として当クラブをご紹介していただき、その後に、当クラブが開催している永楽台体操教室の光景動画を1分半ほど放映していただきました。

次写真は、委員会メンバーの方々がプロジェクタに映し出された動画を見ていただいている一コマになります。

写真1(永楽台体操教室光景)

 2.HCAクラブのフレイル予防活動報告

次に、リーダーの谷川が、当クラブが推し進めているフレイル予防の活動状況として、

  • 「体力&体組成測定」を半年毎に行ない、その結果から見える成果⇒体操教室に入り最長7年間運動してきたことによる、会員の体力等の変化【客観的評価】
  • 「アンケート調査」を会員全員に行ない、その結果から見える成果⇒体操教室に入り定期的に運動してきたことによる、会員の意識や体調等の変化【主観的評価】

をグラフや表を使って重点的に説明し、最後に、当クラブで最年長90歳の方へフィードバックした「個人別評価シート」を挙げ、体操教室で長期間に渡り運動を継続して行なってきたことが、90歳を超えてもなお体力が維持出来ているという具体的事例も紹介させていただきました。

次写真は、谷川が発表している一光景になります。

写真2(谷川様説明光景)

3.当クラブの具体的な活動状況

最後に、各活動状況のご報告にあたり、持ち時間の関係から一部割愛しましたので、以下に改めてご紹介させていただきます。

  • HCA(Health Care Assist)クラブは、名称通り『高齢者皆様がいつまでも元気に健康で暮らせ』、そして『介護期間を出来る限り短縮するための運動機能維持を支援すること』をモットーに、柏市内の新田原/永楽台/富里エリア、そして昨年12月~は柏豊四季台団地で居住者対象の新しい体操教室を開設するなど現在活動中である。
  • 活動開始は2014年4月、現在は毎週6教室(月曜~土曜日)を開催中で、現在の会員数は91歳を筆頭に113名が在籍している。
  • 体操教室では「体力&体組成測定」を半年毎に実施し、測定結果に対する評価だけではなく、今後の改善取組みポイントのコメントした『個人別評価シート』を作成して参加者全員にフィードバックし、必要により個別面談も行なうなどしてモチベーションアップに努めている。
  • 体操指導以外にも「健康維持&認知症予防を目的としたセミナー」も随時開催して、会員自らの生活習慣改善に対する気付きと自己啓発を促すなど並行して行なっている。【主な開催セミナー】食養生セミナー、高血圧セミナー(血圧は少し高めが良い)、腰痛予防体操セミナーなど
  • 柏市地域包括支援課様ご依頼の「出前講座」にも積極的に応対し、この活動を通して柏市内全域への展開を見据え、更なる態勢強化にも鋭意取り組んでいる。

<連絡先>HCAクラブ連絡責任者 寺門丈雄 ・連絡番号:080-2085-2489 ・アドレス:t.tera1107@kjc.biglobe.ne.jp

この情報は、「HCAクラブ」により登録されました。

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