10月16日(日) 秋の清水公園と野田の旧家巡り 12km
10月16日の日曜日、朝9時の空模様は薄曇りでウォーキングには最適な天気、気温です。集合場所のソライエ清水公園には64名(男性36名、女性28名)のウオ―カーが集結しました。(なお、上の集合写真は、見どころの1つ「旧茂木佐平治邸・野田市民会館」の庭園で撮影しました)
9時5分頃に出発式を開始。川口会長の開会挨拶では、今日歩く野田市の地域的な重要性について、現在、人口や交通利便性では柏市に1歩譲るものの、歴史的によく見ると素晴らしい産業を発展させてきたことが解る。旧家を巡り、感じ取って頂きたいとのお話がありました。渡辺リーダーのコース説明の後、ストレッチをしっかりと行いスタートです。
今日は、東武線の清水公園駅から直接「清水公園」には行かず、「野田市総合公園」を経由します。「清水公園」の北側に広がるスタジアム等の施設が整った広い公園です。駅から20分少々で「清水公園」入口に到着、休憩を取ります。
清水公園の入り口には、公園の開設に縁の深い「金乗院」のシンボルと言える仁王門が両手を広げて待っています。(「清水公園」の敷地は、元はと言えば「金乗院」からの借地でした。)
清水公園の水上コース(右下写真、池の中に設置された移動・歩行用木道等の施設)を横目に「花ファンタジア」の方へ進みます。
清水公園に別れを告げ、一路、江戸川に架かる野田橋の方向へ南下します。途中のスーパーマーケットで休憩を取りました。
江戸時代から醬油醸造業の繁栄とともに栄えた廻船問屋の「戸邉五右衛門家住宅」にやって来ました。現在も居住されているので敷地内には入れません。また、廻船問屋を営んでいる時は、江戸川の河川敷部分に住宅があったそうで、その後、土手を越して現在地に移築したそうです。
キッコーマン工場の塀に沿って進むと、隣接する大師山報恩寺に到着。新四国八十八ケ所霊場の石碑、弘法大師像などが境内にあります。鐘楼の鐘は自由に撞くことができるそうで会員のYさんが挑戦。良い音色が広がりました。
野田橋から600mほど下流にもう1件の廻船問屋「桝田甚左衛門家住宅」があります。赤煉瓦の塀、土蔵が印象的でした。登録有形文化財です。
野田の醬油醸造の名家「旧高梨平左衛門邸」、現在は「上花輪歴史館」にやって来ました。高梨家の後に続いて茂木家などが醤油醸造業を始め、後に醤油の一大産地となり高梨家、茂木家が中心となって「キッコーマン株式会社」が設立されたのです。
上花輪歴史館から10分少々で昼食予定地の「上花輪新町公園」に到着。ベンチが少ないので、公園の中に建つ地域の土地改良工事の竣工記念碑の基礎石垣に腰かけて食事をする参加者達。
野田市最古の神社といわれる櫻木神社にやって来ました。境内も広く本宮を始め社務所、厠も美しく立派です。参加者も桜の花びらを模した手洗いで手を清め、お詣りに。
醬油醸造の茂木本家(茂木七左衛門邸)から分家の茂木七郎治邸へと、次々に旧家を巡ります。
キッコーマン株式会社設立の際に、「亀甲萬」の商標を有していた茂木佐平治の旧邸宅(現野田市市民会館)に到着しました。立派な玄関から屋敷の中を見学に入る参加者達。大泉水や茶室のある庭園でゆっくり寛ぐ参加者も。
ゴールの愛宕神社に到着です。解散式では、渡辺リーダーから参加者の皆様へ御礼の言葉があり、ベテラン指導員のメリハリあるクールダウンストレッチで締めました。
次回は、11月26日(土)坂東太郎 博学ウオーク 15Kmです。ご参加をお待ちしております。
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