第4回定例ちゃーりんぐ「手賀コース」2022年10月23日(日)
10月23日(日)、仮入部2人の方、ゲストの熊谷正宏さんと、4人で手賀コースをまわってきました。
前回の「医王寺の薬師如来ご開帳ツアー」は女子旅でしたが、今回は男性ばかり。私(代表・石井)も、手賀コースをご案内するのは初めてということもあって、ドキドキ!
①道の駅しょうなん
いつものように、道の駅しょうなんで自転車をレンタルして(参加者4名のうち、2名は自前の自転車で)、「ちゃーりんぐ」のポーズ!
②手賀沼ふれあい自然緑道
(写真左)手賀大橋のスワンボートもいつの間にかきれいになっていた、と話題に。
(写真右)緑道の途中には、新松戸造園さんによる「手賀沼写真館」の写真がずらっと並んでいました。
③湯浅邸長屋門
(写真左)柏市の景観重要建造物に指定。左右のマキの木が見事です! 私有地につき、外からのみの見学。
(写真右)明治のはじめに手賀教会堂の設立に携わった有力者の一人・湯浅長左衛門はこちらに住んでいました。
④興福院
(写真左)真言宗豊山派のお寺で、平安初期に創建されたといわれています。毎年7月の第一日曜日に開催されるお祭りで「手賀ばやし」が演じられますが、コロナ禍で3年間中断されていて残念です。
(写真中)ご本尊は十一面観音。十一面観音は、妙見神のもとの姿、本地仏であるといわれています。「本当に11個あるの?」と、本堂前の、近年建てられた観音像の頭を数える参加者たち。
(写真右)蟇股(かえるまた)には、千葉一族を示す「九曜紋」。熊谷さんが、千社札について解説してくださいました。
⑤手賀城址
(写真左)手賀城は、戦国時代に千葉氏一族の原氏が築城したといわれています。この畑地が主郭(本丸)。現在、興福院が建っている地は二郭(二の丸)にあたるところでした。
(写真中)先端には伏見稲荷神社。
(写真右)神社の木鼻の彫刻が、レアな造形だと話題になりました。
⑥旧手賀教会堂
(写真左)おなじみ、明治14年(1881)に建てられた、茅葺屋根の教会堂。現存する日本で唯一の転用教会堂であり、首都圏で現存する最古の教会堂です!
(写真中)窓の十字がキリスト教を表しています。
(写真右)教会内には3点の山下りんのイコン(レプリカ)があります。本物は600メートル離れたところにある新教会に保存されています(千葉県指定文化財)。
⑦新手賀教会堂
(写真左)屋根の上に、ロシア正教会などで多く見られる「八端十字架」が掲げられています。現在も信者の方が使っていらっしゃるプライベートな教会なので、外から見学。
(写真右)東校建設記念碑。新教会の向かいにある手賀狸穴(まみあな)公園は、最初に手賀東小学校が建設された場所です。
⑧百庚申
(写真左)布瀬地区の入口に、県道柏・印西線に沿って、庚申塔がずらりと100基以上並んでいます。
(写真中)文政7年(1824)から明治8年(1875)にかけて建てられました。ほぼ時代順に並んでいることを確認する参加者。
(写真右)庚申塔の端の方にある、三猿が掲げているこれは? 後日、「賽銭箱ではないか」と参加者のお一人より報告。
⑨兵主(ひょうす)八幡神社
(写真左)戦国時代に手賀原氏の氏神として祀られていたもので、兵主神社と八幡社を合祀した神社です。
(写真中)雨除けの庇で覆われていますが、本殿には見事な彫刻が施されていることに一同感動! こちらは牛若丸と鞍馬天狗。
(写真右)右の胴羽目には、応神天皇を抱く神功皇后と側近の武内宿禰。
⑩手賀沼ふれあい自然緑道
(写真左)帰りの緑道では、新松戸造園さんのハロウィンイベントに遭遇。
(写真右)再び「手賀沼写真館」の前に来ると…「実は自分の写真もあるんですよ」と熊谷さん。
⑪道の駅しょうなん
「つばさ」館のレストラン「ベジタリアン シャンティ―」で、野菜たっぷり無水カレー! 今日はたくさん走った~!
初の男性多めのちゃーりんぐ。皆さん探求心旺盛で、エキサイティングなツアーでした。
仮入部のお二人も、ご入会! 皆さん、今後ともよろしくお願いします!
また、ゲスト参加の熊谷さん、いろいろ教えてくださいまして、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
さて、次回の定例ちゃーりんぐは11月27日(日)の午前中。行先は戸張地域か増尾地域をめぐる予定です。
仮入部参加も歓迎!
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