柏市民公益活動情報サイト かしわん、ぽっ?活動報告まちづくりたまご補助金事業「小学生歴史大好きツアー」2023年6月15日(木)

たまご補助金事業「小学生歴史大好きツアー」2023年6月15日(木)

公開日:2023年07月06日 最終更新日:2023年07月06日
登録元:「ちゃーりんぐ柏

6月15日(木曜日、県民の日)、弊会主催「歴史大好き小学生ウォーキングツアー」を実施し、10組の親子(21名)とともに、戸張地区をめぐりました。
スタッフは弊会会員4名のほか、柏観光プロダクション会員1名、開智国際大学3年生2人が協力してくださいました。
また、柏市教育委員会生涯学習部文化課の高城氏も同行して解説してくださり、北千葉導水ビジターセンターでは国土交通省 関東地方整備局 利根川下流河川事務所 防災対策課長・山谷氏が解説してくださいました。

■アンケート結果による考察
北千葉導水ビジターセンターの地下施設や文京区立柏学園(戸張城跡)はふだんは入れないため、参加者の満足度も高く、実施後のアンケートフォームには全員が回答してくださり、「楽しかった」2名、「とても楽しかった」8名と好評でした。
その理由として、「ふだんは入れないところに入れた」のほか、「身近な場所に関する発見があった」を挙げる方が多く、柏に観光スポットがあることを知らない方が多いものの、ご案内すれば満足していただけるという手ごたえを感じました。
また、「古墳をまわりたい」「他の城跡も見に行きたい」という回答もあり、地味なコンテンツでもニーズは少なくないことがわかりました。

■歴史観光のニーズと教育について
注目すべき点は、応募者の5割近くが戸張エリア内の小学校だったこと。地元の歴史への関心・知りたいというニーズがあることがうかがえました。
また、4割近くが、風早南部地域や増尾地域など、地域と学校が密接につながり歴史教育が進んでいる地域だったことから、歴史教育を受けている子どもたちが他の地域の歴史にも関心をもつようになることがわかりました。
まずは地元への歴史教育が大事なのではないか、と考えさせられる結果でした。

①北千葉導水ビジターセンター前に集合

集合 ビジターセンター前

弊会会員・川瀬の解説で自然観察をおこないました。

②北千葉導水ビジターセンター見学

ビジターセンター① ビジターセンター②

地下のポンプ室まで見ることができて、スタッフ側もテンションアップ!

③藤姫伝説石碑と戸張湧水

藤姫伝説 戸張湧水

アンケート結果では、湧水に関心をもった方もたくさんいらっしゃいました。

④戸張地区公園(柏のへそ)

地区公園 地区公園ランチ

かつては「一番割遺跡」として知られたこの地が、卑弥呼時代の人々との関連性があることを高城氏が解説すると、「へー!」という感嘆の声があがりました。お昼は広々とした地区公園でお弁当。

⑤文京区立柏学園(戸張城跡)

戸張城① 戸張城②

文京区に許可を申請し、市内最大の堀が保存されている園内の戸張城跡を見学できるのも今回のツアーの目玉の一つ。

⑥コーマル城

コーマル城① コーマル城②

見学終了後、「高丸さんスゴイ!」を連発するお子さんも。

戸張コースは元々サイクリングコースとして設定していたため、集合場所と解散場所が異なってしまったことは課題として残りましたが、今回の結果はいろいろな点で、弊会にとって実りの多いものでした。
ツアーに携わっていただいた、たくさんの皆さまに、心から感謝申し上げます。

この情報は、「ちゃーりんぐ柏」により登録されました。

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