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eスポーツ体験会 フォールガイズで遊ぼう! 開催報告

公開日:2023年09月03日 最終更新日:2023年09月03日

フォールガイズをする少女

フローリング床の明るい部屋、パステルカラーの椅子、観葉植物、仲良く顔をよせあってモニターを見つめる少女たち、なんともほのぼのとした風景ですが実はこれeスポーツやっているところなのです。

eスポーツをする青年たち

eスポーツってきくと「薄暗い部屋でヘッドセットマイクをつけた若者たちがキーボードをたたいている」なんてイメージですが、こういうほのぼの系eスポーツもあるのです。でも薄暗い部屋が悪いというわけではありません、なにをかくそう私も薄暗いゲーミングルームを自宅に作りたい派なのですから。

というわけで柏の葉eスポーツ研究会第2回イベントとしてeスポーツ体験会を開催しました。

ポスター

この日、柏の葉キャンパス駅周辺では市民バザー的な「柏の葉パンフェスタ」と「柏の葉マルシェコロール」が開催されておりまして、それに便乗するという形での開催となりました。ちなみにこのイベントは100店舗くらいが出店し、雑貨や食材の販売、アーティステックなクラフト体験など盛りだくさんのお祭りで柏の葉キャンパスの名物となっております。

協賛企業

今回は柏の葉株式会社さんにも体験会の案内をしていただけました。

そんなこんなで多くの人が集まる相乗効果により我らのブースも常に10分待ちという大盛況となりました。カウントはしませんでしたが50組くらいは来場されたと思われます。

主な来場者は低学年のお子様連れのファミリー層ですが、衆議院議員や東京大学で障害者用入力デバイスの開発を行う工学博士も見学に来られました。集客効果のある観光産業の一分野として政治家や、新しい入力デバイスの使い道としてロボティクスの開発者もeスポーツにし注目しているようです。

普通のスポーツは健常者においても男女で分けるのはもとより体重で階級を設けたり障害者向けにはパラリンピックなど、競技をする上で様々なハンデをつくらなければなりません。しかしeスポーツにおいては体重が重い軽いまた障害が有る無しに関係なく男女平等に勝負できます。つまり差別の存在しないバリアフリーな競技であるといえるでしょう。ちなみに見学に来られた工学博士はコントローラーさえにぎる必要のない脳波による入力デバイスの開発にたずさわっているのだそうです。柏の葉eスポーツ研究会も将来はこのような分野に関わっていけたら良いなあ~って思いました。

さて今回もフォールガイズを使用しました。これはポップな絵柄のバーチャルな世界でキュートなキャラを操作して障害物競走を行うというゲームです。キャラの操作には慣れが必要ですが、ルールがシンプルで子供から大人まで楽しめるのが特徴です。

フォールガイズキャラ

機材はプレイステーション4を二台、プレイステーション5を一台の合計三台を使用しました。

モニターは21インチ一台と40インチが二台、40インチモニターは株式会社ドウシシャさんの協力によるものです。さらに観客用としてUDCK設備の巨大プロジェクタを使用しました。

オオガタモニタ

ドウシシャさん提供の40インチモニタ、チューナーレスということでテレビチューナーが付いてません。地上波、BS,CSは映らないけど普通のテレビの半額でNHK料金も必要ないというコスパの良いテレビです。最近はこのようなテレビが普及しつつあるとのこと。

プロジェクターとノートPC

観客用の巨大プロジェクター、大迫力ですが遅延が0.5秒くらいあるのでゲームをするには向いてません。なのでプレイヤーはテーブルの上の21インチモニタを使用しています。プレイステーションからアイ・オー・データのビデオキャプチャを経由してプロジェクターと21インチモニタにパラレルで出力しました。

会場の風景人物有

小さなおこさまからおとなまで、和気あいあいとしたなごやかな雰囲気の会場。

宣伝用ディスプレイ

宣伝用のディスプレイ、野外の目立つところに設置できなかったのが残念。

今回大きなイベントに便乗する形での開催ということで多く方に来場していただけました。その反面使えるスペースが制限されてしまうなどのデメリットもありました。このような他団体との合同開催のときは主催者と連絡を密にすること、また企画書を提出することが必要だと思いました。

今後も定期的に(できれば月一回)イベントを開催して将来的には社会貢献できるようなものを目指したいと思います。

この情報は、「柏の葉eスポーツ研究会」により登録されました。

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