柏市民公益活動情報サイト かしわん、ぽっ?特定非営利活動法人パートナーとうかつ活動報告文化・芸術・スポーツ「米国、起業奮闘記~戸惑いと感激の44年」

「米国、起業奮闘記~戸惑いと感激の44年」

公開日:2023年05月22日 最終更新日:2023年05月23日

市民大学講座「まなび屋」 5月度

♦5月9日(火) 10:00~12:00 パレット柏ミーティングルームD

♦テーマ: 「米国、起業奮闘記~戸惑いと感激の44年」

♦講師:英会話講師 榊原和弘

♦参加者:一般16人、会員8人、スタッフ3人 計27人

♦講座状況・講座概要:

*今回の講師は当会英会話教室でお世話になっている榊原和弘氏。氏は電卓販売会社の駐在員、事務機器の販売など米国で活動。その後独立して現地法人を設立。爾来44年米国で経験した戸惑い・困惑・挫折と成功・興奮・感動の体験を生々しく語っていただきました。

*米国は白人が中心ですが、多民族が自由に活動している社会です。文化の違いや、宗教の違い、道徳の違い、主義主張の異なる人々が活動している社会であり、治安状況も不安定で、犯罪も多い社会です。氏は犯罪にも度々遭遇し、小切手詐欺の被害も被っています。交通違反に問われたことも何度かありました。拳銃を所持する警官の犯罪捜査には死ぬような思いをしたことも。

*アメリカは「訴訟社会」です。生きていくためには、自分の意思をはっきりと主張し、意思の通らない事は訴訟します。大きなボクサー犬に襲われ大出血しました。そのとき訴訟対応せず穏便に済ませようとしたとことは後悔しています。自分の意思をはっきりさせないと何も解決しないのです。

*アメリカは日本のように健康保険は整備されていません。怪我や病気の治療は高額の費用がかかります。お金がないとまともな治療は受けられない社会です。しかしアメリカの医療技術は非常に高く医師のレベルも優秀です。優秀な医師は大きな手術を一日に何軒もこなしています。実践で技術を向上させています。また、医師はジョークが好きです。ジョークを言うときは命に別状がないときですが、また患者の気持ちを和らげるための技術かも知れません。

*アメリカから学ぶことも沢山ありました。「弱者への対応」、「女性の地位」、「子供の保護」「ドアホールド精神」、「率直に誉める文化」、「ダイナミックな発想」、「犯罪者への対応」、「寄付精神」・・・

日本人は「おもてなし精神」はあるが、「思いやり精神」は不十分?

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